2002年7 月にうみかぜの街・横須賀市に開院した横須賀市立うわまち病院から、2025年3月1日に移転・名称変更し、横須賀市立総合医療センターとして新たな一歩を踏み出しました。当院は診療連携、機能特化と研修・教育、へき地支援を目的に、臨床研修、救急、心臓脳血管、消化器病、小児医療、総合診療等のセンターを有し、周産期医療にも積極的に取り組んでいます。

総合医療センターは、新たに三浦半島初の屋上ヘリポート、TAVIを行うハイブリッド手術室、PET-CT、FUSを整備し、より高品質で付加価値の高い医療を推進します。

また徹底した診療連携により、病院や診療所から多くの紹介（紹介率90％以上、逆紹介率95％以上、救急車年間約6,000 台）を受入れ、へき地や地域への診療支援をし、地域医療支援病院として承認されています。また救急救命士の教育、ドクターカー、地域医療連携室、患者アドボカシー等地域と密着した機能や、TQM、BSC 活動を通し業務改善にも力を入れています。さらに剖検数と学会発表数に於いては神奈川県内でも有数です。

急性期から社会復帰まで、一貫した患者支援の医療体制で地域医療を支え、将来を担う臨床研修医を育てていきます。