当院は群馬県北西部に位置し、長野原町、草津町、嬬恋村、六合村(合併により現在は中之条町)の4町村が一部事務組合を設立して開設し、その運営を公益社団法人地域医療振興協会が受託して行う公設民営型として2002年2月に開院しました。対象となる4町村の人口は約3万人弱ですが、当地域は冬のスキー・スノーボード客、夏の高原リゾート客、さらには通年温泉客で賑わい、年間600万人ともいわれる観光客を受け入れています。 観光客等の救急医療に対応すること、および当地域の基幹病院として2次医療の完結と病診連携・病病連携による地域の保健・福祉・医療の充実を目的とした病院です。
365日24時間救急患者の受け入れを行い、さらに敷地内にヘリポートを完備し、必要があればドクターヘリを利用した高次医療機関への救急搬送を行っています。
吾妻郡内の産婦人科が撤退する中、当院は地域住民のために存続する努力を続けています。